2012年12月06日
手を使って計算しよう2
12/1(土)にハーモニー食堂さんで行った
「繰り上がりのある足し算」の続きです☆
数え棒と輪ゴムを使って
10のかたまりを作りながら、半端な数の棒もあつめて
「53」と「28」を作りました。
四則計算ものがたりの語り聞かせを
何度も聞いている子どもたちだったので、
足し算コビトを呼んでくるのも簡単です。
(問題)王様に
「53本と28本を両方合わせて持ってきておくれ」
と、頼まれたよ。
「10集まったら一袋!」
半端な数の棒3本と8本を合わせると、
新しく10本を輪ゴムで縛ることができ、1本残ります。
「全部で何本になった?」
こう問いかけると
子どもたちはもう一度、輪ゴムで縛った棒の束を
「1つ、2つ、・・・」
「10、20、30、・・・」
と、数え始めます。
頭の中だけで計算しないで、
10本の棒の束をひとつひとつ数えていくのは
数の実感を養うので、いいことです。
「全部で81本になった!」
「じゃ、お仕事したことを帳面に残すよ」
やったお仕事は記録に残す、という
大人の人みたいな気分になってノートを書きます。

「足し算くんは緑色の服を着ていたね〜」
子どもたちは
うれしそうに緑色のクレヨンで+を書き加えます。
10の束が新しく増えた様子も分かるように
はじめは
上の段に絵で、
つぎに
下の段にはアラビア数字で
書きます。
なるべく数が実感できる具体的なもので学び、
つぎに
絵で平面に書き表して、
最後の最後に
抽象的な記号である数字を使います。
この日は
子どもたちの様子を見て
予定に無かった
「数のうた(数の概念)」
「ねずみホテル(位の概念)」
の復習から始めました。
予定していた
「足し算の筆算の練習をいくつか」
までは、できませんでした。
でも、
深く学ぼうと思ったら欲張っちゃいけません。
子どもたちは、
棒を数えて10本ずつ輪ゴムでまとめることに
夢中で取り組み、
最後には
ちょっとした仕事をやり上げた顔になりました。
「繰り上がりのある足し算」の続きです☆
数え棒と輪ゴムを使って
10のかたまりを作りながら、半端な数の棒もあつめて
「53」と「28」を作りました。
四則計算ものがたりの語り聞かせを
何度も聞いている子どもたちだったので、
足し算コビトを呼んでくるのも簡単です。
(問題)王様に
「53本と28本を両方合わせて持ってきておくれ」
と、頼まれたよ。
「10集まったら一袋!」
半端な数の棒3本と8本を合わせると、
新しく10本を輪ゴムで縛ることができ、1本残ります。
「全部で何本になった?」
こう問いかけると
子どもたちはもう一度、輪ゴムで縛った棒の束を
「1つ、2つ、・・・」
「10、20、30、・・・」
と、数え始めます。
頭の中だけで計算しないで、
10本の棒の束をひとつひとつ数えていくのは
数の実感を養うので、いいことです。
「全部で81本になった!」
「じゃ、お仕事したことを帳面に残すよ」
やったお仕事は記録に残す、という
大人の人みたいな気分になってノートを書きます。

「足し算くんは緑色の服を着ていたね〜」
子どもたちは
うれしそうに緑色のクレヨンで+を書き加えます。
10の束が新しく増えた様子も分かるように
はじめは
上の段に絵で、
つぎに
下の段にはアラビア数字で
書きます。
なるべく数が実感できる具体的なもので学び、
つぎに
絵で平面に書き表して、
最後の最後に
抽象的な記号である数字を使います。
この日は
子どもたちの様子を見て
予定に無かった
「数のうた(数の概念)」
「ねずみホテル(位の概念)」
の復習から始めました。
予定していた
「足し算の筆算の練習をいくつか」
までは、できませんでした。
でも、
深く学ぼうと思ったら欲張っちゃいけません。
子どもたちは、
棒を数えて10本ずつ輪ゴムでまとめることに
夢中で取り組み、
最後には
ちょっとした仕事をやり上げた顔になりました。
2012年12月02日
手を使って計算しよう(1)
1年生の3人と、ハーモニー食堂さんで「繰り上がりのある足し算」をしました☆
いつもと違って、一般のお客様のいるカフェでのクラスです。
まずは、声を出して体を動かす「リズムの時間」を、屋外の安全な駐車場のスミで行いました。
あらかじめ、アスファルトの上にチョークでケンケンパのような円と、数字の1〜11を描いておきました。
「合わせて10になる数、ど〜れだ」と、わたしが7の円にのると、子どもたちが喜んで「3!」と言いながら3の円の中に集まります。しばらく続けて、12、15など大きな数でも試してみます。
これは、学校の授業でもよく訓練する問題なので、大体スムーズにできました。
一通り体を動かし声を出して発散したら、「大人の人がゆっくりお茶を飲んでいるカフェだから、ヒソヒソ声で話そうね」と、約束して静かに室内に戻ります。
「数のうた(概念)」の、「ねずみホテルは九つの部屋」「10集まったら一袋」をすっかり忘れていたようなので、もう一度お話を語り聞かせして「ねずみホテル」の絵を一緒に描きました。

画像は高学年が描いたものなので、桁が多いです。
右から、一匹ホテル、十匹ホテル、百匹ホテルです。
それぞれ一の位、十の位、百の位を表しています。
自分で思うホテルの窓に色を塗り、お客さんがいる部屋の数を決めます。
それを、数字でも書きます。
その並んだ三桁の数字を、正しく読んでみます。
ところが、子どもたちは191を「ひゃくきゅうじゅういち」と読まず
「1たす9たす1は、11!」と言い出しました。
数字を見ると足し算の計算を始めてしまうほど、日頃から訓練しているのね。
でも、残念ながら、位の概念が分かっていないことも分かりました。
さて、どうするか。
今日は、数え棒になる棒を数百本と、輪ゴムをたっぷり用意してきてあります。
子どもたちは棒を10本数えて、10のかたまりを作ります。
そして、輪ゴムでまとめていき、じゅう、にじゅう、さんじゅう...と数える体験をします。
案外、これも難しそうです。
また、学校の数え棒では、10のかたまりが、印刷した薄っぺらなカードです。
棒が10本集まると重くて太いことを、体で知ることが必要です。
10のかたまりを作りながら、半端な数の棒もあつめてある数を作ります。
つづく
いつもと違って、一般のお客様のいるカフェでのクラスです。
まずは、声を出して体を動かす「リズムの時間」を、屋外の安全な駐車場のスミで行いました。
あらかじめ、アスファルトの上にチョークでケンケンパのような円と、数字の1〜11を描いておきました。
「合わせて10になる数、ど〜れだ」と、わたしが7の円にのると、子どもたちが喜んで「3!」と言いながら3の円の中に集まります。しばらく続けて、12、15など大きな数でも試してみます。
これは、学校の授業でもよく訓練する問題なので、大体スムーズにできました。
一通り体を動かし声を出して発散したら、「大人の人がゆっくりお茶を飲んでいるカフェだから、ヒソヒソ声で話そうね」と、約束して静かに室内に戻ります。
「数のうた(概念)」の、「ねずみホテルは九つの部屋」「10集まったら一袋」をすっかり忘れていたようなので、もう一度お話を語り聞かせして「ねずみホテル」の絵を一緒に描きました。

画像は高学年が描いたものなので、桁が多いです。
右から、一匹ホテル、十匹ホテル、百匹ホテルです。
それぞれ一の位、十の位、百の位を表しています。
自分で思うホテルの窓に色を塗り、お客さんがいる部屋の数を決めます。
それを、数字でも書きます。
その並んだ三桁の数字を、正しく読んでみます。
ところが、子どもたちは191を「ひゃくきゅうじゅういち」と読まず
「1たす9たす1は、11!」と言い出しました。
数字を見ると足し算の計算を始めてしまうほど、日頃から訓練しているのね。
でも、残念ながら、位の概念が分かっていないことも分かりました。
さて、どうするか。
今日は、数え棒になる棒を数百本と、輪ゴムをたっぷり用意してきてあります。
子どもたちは棒を10本数えて、10のかたまりを作ります。
そして、輪ゴムでまとめていき、じゅう、にじゅう、さんじゅう...と数える体験をします。
案外、これも難しそうです。
また、学校の数え棒では、10のかたまりが、印刷した薄っぺらなカードです。
棒が10本集まると重くて太いことを、体で知ることが必要です。
10のかたまりを作りながら、半端な数の棒もあつめてある数を作ります。
つづく